ロックンロール
君はファンキーモンキーベイベー!いかれてる〜〜よ〜〜…とキャロルが出てきて歌ったのは高校生の時だった。最近色々もめているようだ。ユーミンが登場したのもこの頃だ。当時は吉田拓郎や陽水の全盛時代、私もはまった。何だか新しい息吹を感じさせるメロディーやメッセージだった。
時は流れてメッセージやメロディが、リズムや語呂に置き換わっていった。今では英語もどきの歌ばかりで、ミュージシャンはみなローマ字、歌も英語よりも聞き取りにくい。批判するつもりはない。これも時代の流れって奴なのだろう。日本語はカッコ悪いが、英語はカッコイイって思われている証拠だ。
今に始まった事じゃない。昔だって、漢語がカッコよくて日本語がカッコ悪いって思われた時期もある。明治維新前夜だって、みな訓読みしないで音読みしたそうだ。若者はいつも最先端に走る。それが若さの特権でもある。そんな彼等もまた、二、三十年も経てば、最近の若い奴にはついていけないと言うに決まっているからだ。
その頃になると中国語で歌うのが一番カッコイイって事になっていたりするんだろうか…。
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