馬の絵文字・年賀状家族用・b03

親子と絵文字

この絵文字もありきたりと言えばありきたり。そもそも絵文字の発想は出尽くしていると言っても良いかもしれない。大勢の人が12しかない干支のデザインやひねりを考えている訳で、そうそう新しい発想が出てくるはずもない。見せ方や、ひねり方が少し違うが、似たようなテクニックになるのは仕方がないだろう。

家族テーマについては過去とは少し違う色合いを意識して使っている。そうでもしないと、皆同じような色合いになってしまうからだ。色は好き嫌いがあるので、正解なんてないだろう。紫が好きな人もいれば赤が好きな人もいる。全ての人の欲求を満たすのは無理がある。せめて大多数の意見になるようなふんわりとした色にしようと心がけている。だが、どちらかと言えば苦手な部類に入る。

シンプルに単純な色でまとめたらスカッとするが、過去を見ていて何だか赤ばかりだなあ…と思う事もある。自分の賞味期限もあと僅かだと言うことだろう。ここらが最後の悪あがきだ。ろうそくが燃え尽きる時は最後の大きなゆらめきがあると言うが、自分にはそれがあるのだろうか…。

（ふゆき）