カラー液晶搭載の「E-820」と色を選べる「E-350」シリーズを発売(年賀状ニュース)

デザインテンプレートを内蔵したプリンタ登場

遂にここまで来た高機能&多機能。

2011.08.31

7.0型の大画面液晶とワイヤレスキーボード、リモコンを備えたプリンタ

エプソンが1,055種類のデザインを内蔵し、大画面カラー液晶とリモコン、キーボード操作で写真にメッセージを加えたハガキがパソコンなしで簡単にできる『宛名達人 E-820』と、ホワイト、ピンク、グリーンの3色のカラーバリエーションから選べる『E-350W』、『E-350P』、『E-350G』を9月15日より発売する。

撮影した写真をそのままテンプレートを選んでパソコンなしで文字やイラストと組みあわせてオリジナルのハガキが作成可能との事。キーボードはあいうえお順のキー配列で文字入力が出来る。9月15日に発売予定。

詳細はエプソンのサイトにて
>http://www.epson.jp/

使い勝手については分からないが、これまではデジタルカメラをパソコンに取り込んでソフトウエアで加工してプリントする手順だった年賀状が、パソコンとソフトウエアを中抜きして、いきなりプリンタで全てを完結する。上流から下流まで一気に統合し、言わば技術の中抜きをする事になる訳だ。ターゲットはパソコンを使いこなせないユーザーの為、懸念材料であるテンプレートの補充が出来ないとか、オリジナリティがどのうのこうのという問題はあまり発生しないかもしれない。
但し、ターゲットを絞り込んだ製品なので、リテラシーの高いユーザーにとっては多機能はあまりありがたい機能とはいえないだろう。現時点では年賀状シーンを根底から覆すほどのインパクトはないと思われる。
(アイデア工房)