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賀正と門松の絵文字年賀状・emoji02

門松と絵文字

賀正の文字のパーツに絵をもじった絵文字年賀状。説明する必要がなにもない、シンプルなデザインだ。意外にシンプルなものが使いやすく一般受けするようだ。過去にも絵文字はかなり作ったが、シンプルなものほど受け入れられている気がする。

要は意図が分かれば良いのだ。こぎれいに着飾って本質を見失うよりも、愚直に主張を繰り返す方が分かりやすい事は、何も年賀状に限った話でもない。

政治家の演説だって、商品の売り込みだって、やたら注釈が長いよりも結論を言ってくれ…という事例が少なくない。正月だ、めでたいじゃないか…と言うだけの年賀状だ。めでたくない場合は使えない。そもそも多機能の携帯だって、使っていない機能が多々あり、使う前に壊れる。使われなければ意味がないのだ。

…という事で、門松と賀正をよろしく。

(ふゆき)

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美術館・明治25年の年賀状

明治25年に発行された年賀状の展示。当時は一般的に年賀状交換は少なく、商人や旅館などが営業用として販促的に送る事が多かった。年賀状も暦形式のものが多く、その代表的な年賀状を展示している。

美術館・明治29年の年賀状

丙申の年賀状。日清戦争の影響もあり、軍事色の強い年賀状を展示している。非常に細かい銅板にエッチングで描いたものと思われる細密描写のモノクロのイラストで、当時の世相がよく現れた年賀状の図柄となっている。

美術館・明治30年の年賀状

丁酉の年賀状で、やはり日清戦争の影響を受けた細密描写の年賀状を展示。恭賀新年と賀詞が書かれており、当時としては金が深淵よりも、恭賀新年の方の割合の方が多く、一般的だったようだ。