技術評論社のあっという間に年賀状を見る

あっという間に年賀状レビュー

こんな方にオススメ

特徴

仕様

●発売・技術評論社

●88ページ。CD-ROM1枚
動作環境
Windows10、Windows8.1/8、Windows7、Vista、XP、2000、Me
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内容

年賀状ソフト「はがき作家free」付属。特別年賀状として機関車トーマスの年賀状を収録。機関車トーマスカレンダー、試し刷り用紙つき。内容としてはさるの年賀状、定番縁起物年賀状、デジカメ年賀状、挨拶状のカテゴリに背景、追加素材、ぽち袋などが収録されている。価格398円。

総合評価

本に掲載されているデザインが実質638点。その他の素材は使えるものは少ない。単なるにぎやかしと思った方がいい。昨年と比較してデザイン誌面などに大きな変化は見られない。ただ、昨年よりも年賀状デザインがバラエティに富んで見えるのは、デザイン品質が上がったというよりも、干支がひつじから申に変わったことで、デザイン的に打つ手が増えたからだと思われる。さまざまな作家が書いていることで、ひとつひとつは決して悪くないが、ごった煮の印象が拭いきれない。良い食材をまとめて鍋にいれたら、食材の良さが消えてしまうような感じだ。ただし、398円という価格を考えれば、これ以上求めるのは酷だろう。
ソフトのマニュアル類は分かりやすく、付属のソフトは比較的シンプルでわかりやすい（有料の「はがき作家professional」を購入して使うことで住所管理などが可能になる。）総合的に見たら、年賀状に特段のこだわりを持った人でもない限り、この価格でこの内容ならば損はしないだろう。

※収録点数は自社スタッフ調べ