2007年にとったアンケートと全く同じアンケートを実施して取得した結果と分析

もらっても嬉しくない年賀状とは…分析中間結果

もらっても嬉しくない年賀状アンケート中間結果

2011年年賀状アンケート

質問は、下記のような設問で実施しました。(株式会社アイデア工房)
年賀状でもらっても嬉しくないなあと思う年賀状は下記のうちどれでしょうか?
(直感的にひとつだけお選び下さい)
実施期間:2011年9月20日〜11月6日
方法:年賀状ダウンロードデータをアンケートに答えて提供。
有効回答数:522
回答者属性:年賀状のデザインデータをネットを通じて求める方

2007年にも全く同じ設問で同じ方法でアンケートを実施しています。
実施期間:2007年12月15日〜2008年1月初旬まで
有効回答数:377

結果分析

比較期間については多少のズレが生じています。このズレによってアンケート回答者の属性が若干ぶれている可能性があります。9月から11月にかけてのユーザーは、準備万端整える年賀状ユーザーで、言わば年賀状ヘビーユーザーだと思われます。対して、2007年の実施時期は12月15日以降なので、せっぱ詰まって焦っているユーザーです。(こちらが一般的とも言えます)ズレの補正の為に再度12月後半に同じ設問で同じアンケートを実施したいと考えています。
アンケートについては設問を用意し、直感でひとつだけ選択の為、本来は2〜3の理由があってもひとつしか選ばれません。一番強く思う理由だけとなります。

嬉しくないなんて思わない…という否定的肯定が一番多い結果となりました。年賀状はやはりもらえたら嬉しいという証左でしょう。4年経過してもそれほど差がない事の方が驚きです。手書きのない年賀状がやはり同様に多い結果となりましたが、ありきたりの文面しか書いてない年賀状、印刷された年賀状を合わせれば、37%(前回39%)の人が、何らかのコミュニケーションを求めていると考える方が自然でしょう。デザインの綺麗な年賀状も同意義と考え合わせると、さらに比率は増える事になります。時代が変化しても人の心は変化しないのでしょう。

世代について40代〜50代が突出しているのは、弊社の年賀状サイトデザインがその世代に受けるデザインが多い為で、世間一般とは、ずれていると思われます。ここに20代〜30代にヒットするデザインが多くあれば、また多少違う結果が出る事があり得ます。

男女比率が前回よりも増えていますが、想像よりも男性の比率が高いのは、年賀状を作るのはお父さんの役割だ…との世間の認識が強いと見てとれます。この為にパソコンを買った、或いは買い換えたのだから、責任を全うしなければ…といった所でしょうか。マーケティング情報パックで行った年賀状に関する意識調査との比較を試みてみるのも面白いかもしれません。

これは中間報告です。今後、年賀状印刷についてのアンケート、年賀状作りについてのアンケート(いずれも2007年と全く同じ質問で4年間の意識の変化を見ます)さらにお店や会社など、業者からの年賀状についてのアンケートと続いていきます。