郵便局にパウダールーム?「働く女性向け郵便局」の誕生

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 日本郵政グループの日本郵便は、女性客が利用しやすいよう店舗デザインや営業内容を工夫した「女性向け郵便局」を新設する。

第1弾として、6月に八重洲地下街郵便局(東京都中央区)を
働く女性向けの店舗としてリニューアルするほか、
金沢近江町郵便局(金沢市)などを順次、切り替えて拡充していく。
2015年春以降の株式上場を目指す日本郵政は、全国2万4千の郵便局網を生かして収益を上げるため、老朽化した局舎の改修などに14年度から3年間で5500億円を充てる方針。

女性向け郵便局はこうしたイメージ刷新戦略の一環だ。
八重洲地下街郵便局は、店舗デザインを明るく開放的にして女性が入りやすくするほか、働く女性向けに休日や夜間の金融相談を実施したり、
女性に人気が出そうなはがきや文具などの商品を販売したりする。
金沢近江町郵便局は、今秋をめどに局舎を新しくする。化粧直しができるパウダールームをつくり、金沢城公園や魚市場を訪れる女性観光客が気軽に立ち寄れるようにするとのこと。

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 <「女性向け郵便局」としてリニューアルされる、東京・八重洲地下街郵便局のイメージ>

 これ以降の具体的な展開は未定だが、郵便局の統廃合や新設のほか、建て替え時期を迎える局舎の改修などに合わせて増やしていく計画だ。

 家族連れが車で訪れやすいよう駐車スペースを広く取った郵便局や、高齢者向けにバリアフリーを徹底した局舎など新タイプの郵便局の設置を進める。

 14年度には計10局程度の郵便局を新設する予定。このほか、既存の郵便局も含めた約100局でカウンターを低くするなどの内装工事を行い、老朽化した郵便局約4000局で内外装を改修する。
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